川をこよなく愛する釣り人たちが企画したイベントのお知らせです。
 司会は釣り人代表の林家彦いち師匠。楽しい集会になりそうです。

キャプチャ 天然アユが激減しています。
 しかし漁業協同組合の努力で増えている河川もあります。放流アユだけに頼らないで天然アユを守り育てる道を、全国の漁協のみなさんが探りはじめました。
 アユ河川の再生には、なにが大切で、どんな方法が有効なのでしょう。 
 そして釣り人は何が出来るのでしょうか。

 鮎毛バリ通信30号記念・日本鮎毛バリ釣り団体協議会主催・シンポジュム
 「天然アユを取り戻すために今できること」

◆開催日:2017年11月23日(勤労感謝の日)
      午後13時30分~16時20分

          *開場13時10分予定 

◆場所:全水道会館4F大会議室 JR水道橋駅前 
           JR東口改札・徒歩3分
           都営地下鉄水道橋駅 A1出口1分

◆資料代: 500円        

キャプチャ顔写真基調講演 高橋勇夫農学博士 
     たかはし河川生物調査事務所・所長(写真)

第一部 鮎研究者(高橋氏)、行政(斉藤氏)、漁業協同組合(安永氏)3者による講演で、天然アユを守り育てる具体策、そしてこれからの課題を探ります。

第二部 釣り人代表(林家彦いち師匠)の司会で、参加者の質問に講演者が応える質疑応答タイムです。アユ研究者、行政、漁協、そして釣り人が一同に会して、アユとアユ河川のより良い未来を語り合う、またとない時間にしたいと思います。

 放流アユだけに頼る資源管理には限界があり、破綻をきたしているアユ河川が増えています。放流に頼らないで天然アユを守り育てる道を、全国の漁協のみなさんが探り始めました。
 高橋勇夫先生は全国の漁協を指導、日本列島の天然アユの現状、その天然アユを増やそうと取り組んでいる漁協の姿勢に精通。広い視野からアユ河川の問題点を語っていただきます。またアユ釣り歴が永く釣り人の視線もお持ちです。
 そして、多摩川の天然アユ汲み上げ事業の推進者・斉藤修二氏。その汲み上げ放流事業を漁協のまとめ役として汗を流している安永勝昭氏。お2人から都市河川多摩川の天然アユに関するご報告を頂き、わたしたち釣り人が出来ることの指針にしたいと思っています。
キャプチャ毛バリ また釣り人を代表して落語家の林家彦いち師匠に、後半のパネルディスカッションの司会をお願いしました。来場者の質問を講演者にぶつけ、自由闊達で楽しい議論の時間を設けるつもりです。(写真右:鮎毛バリ)
 行政と漁協そして遊漁者・つり人が一つのテーマでシンポジュムを開くことは、あまり例がなく意義深いことであると考え、この講演会を企画しました。
 みなさまのご来場をお待ち申しあげます。          
                日本鮎毛バリ釣り団体協議会会長 澤渡 要

〇高橋勇夫(たかはしいさお) 農学博士
高知県生まれ、長崎大学水産学部卒業。「西日本科学技術研究所」を経て2003年、高知県香南市に「たかはし河川生物調査事務所」を設立。天然アユの資源保全活動に取り組みます。死の川と呼ばれた奈半利川(高知県)をアユ河川に再生するなど、各地の漁協と共に天然アユの復活再生に向けて邁進。著書は「天然アユの本」など多数。友釣り歴はほぼ30年。

〇斉藤俊二(さいとうしゅんじ)。東京都水産課主任
日本大学水産学部を卒業後、東京都に入庁。水産試験場の奥多摩分室で渓流魚を、伊豆大島でサザエなど水産資源の増殖研究に携わり、2013年から多摩川の天然アユ汲み上げ放流事業を担当。アユとの関わりは長く、1985年の大学卒論は、「多摩川のアユ遡上に関する調査」でした。

〇安永勝昭 (やすながまさあき)秋川漁業協同組合組合長
神奈川県横浜に生まれ、東京都の秋川沿いで育つ。趣味はアユ釣り。2014年に秋川漁協の組合長に就任。2年で経営を黒字化。今年2017年から民間委託された多摩川の天然アユ汲みあげ放流事業のまとめ役として尽力。モットーは補助金などに頼らない自立した漁協の運営。東京都内水面漁業協同組合連合会会長、そして全国内水面漁業協同組合連合会理事を務めています。

〇林家彦いち(はやしやひこいち)落語家
鹿児島県で生まれ育ち、国士舘大学を中退して20歳で初代・林家木久蔵(現・林家木久扇)に入門。33歳の若さで真打に昇進。新作落語で爆笑を誘います。作家の夢枕 獏さんを師匠に世界を釣り歩く。日本では魚と名のつくものはすべて釣りまくり、釣ってないのは駅弁についている魚型の醤油入れ。