9月8日に撮影した八ッ場ダム予定地の動画を公開しました。

八ッ場大橋より下流側を望む(八ッ場ダム本体工事現場など)

 

 2~5秒 湖面橋となる八ッ場大橋からは、ダム湛水までに地すべり対策工事を行うことになっている
     川原畑地区・二社平(じしゃだいら)の岩山がよく見える。
 6~13秒 川原畑地区の水没住民の代替地(だいがえち)として造られた穴山沢の造成地は二社平に隣接。
      30メートル以上の高盛り土で、2019年10月に開始予定のダム湛水までに
      排土工と押さえ盛り土工による地すべり対策が実施されることになっている。
      造成地には町営住宅、住民の共同湯、菜園付き貸別荘(クラインガルテン)などがたつ。 
 22~24秒 吾妻川の右岸側には、川原湯地区住民が移転した打越(うちこし)代替地。
      川原湯温泉も移転したこの代替地では、ダム湛水前に杭工による安全対策を実施予定。
      水没予定地にはJRの川原湯温泉駅があり、駅前を国道が通り、住宅や店舗が立ち並んでいたが、
      現在は本体工事に使用されており、代替地の下には本体工事の掘削土が盛られている。
 28~39秒 吾妻川の下流側に八ッ場ダムの本体工事現場がある。手前に見えるのは、旧JR吾妻線の鉄橋。
      鉄橋と並行して、国道の橋が架かり、「八ッ場大橋」と呼ばれていた。
      この「八ッ場大橋」から下流約3.5㎞が1935(昭和10)年に国の名勝に指定された吾妻峡。

八ッ場大橋より上流側を望む(東宮遺跡など)

 ~20秒 吾妻川を挟んで、右手が川原畑、左手が川原湯。両地区ともに八ッ場ダムでほぼ全戸水没する
     することになり、2017年3月までにすべての家屋が解体された。今春より立ち入り禁止。
 ~44秒 川原湯地区の水没予定地には川原湯温泉街があり、往時は旅館や店舗が軒を並べていたが、
     現在は、ダム湖畔となる場所に町道をつくるための工事が行われている。
1分~  川原畑地区の東宮遺跡は、江戸時代・天明3(1783)年、浅間山大噴火によって発生した天明泥流に
     覆われた集落が出土したことで有名であるが、現在は、縄文時代の面の発掘調査が進められている。
     発掘調査を行っている群馬県埋蔵文化財調査事業団のサイトでは、縄文時代中・後期の敷石住居、
     土器、配石、列石、土坑などが出土していることが報告されている。
     http://www.gunmaibun.org/remain/iseki/hakkutu/2017/20170710-5.html

有害スラグの撤去作業

 国交省八ッ場ダム工事事務所は7月28日、川原湯地区の打越代替地で環境基準の10倍のフッ素が検出され、撤去すると発表。
 9月7日から撤去作業。現場は、八ッ場ダム事業などの公共工事で(株)大同特殊鋼が出した大量の鉄鋼スラグを使用した
 佐藤建設工業の資材置き場だった場所。

不動大橋より上流側の地すべり地を望む

 湖面橋となる不動大橋は、橋のたもとに道の駅「八ッ場ふるさと館」がある。
 右手に林地区の「勝沼」、左手に「横壁」、奥に「白岩沢」があり、いずれもダム湛水までに地すべり対策を行うことになっている。
 両岸に本体工事の掘削土が盛られ、「白岩沢」周辺では樹木が伐採されている。