1月22日、利根川水系、木曽川水系、淀川水系の水資源開発基本計画の一部変更が閣議決定されました。
 変更の内容は国交省サイトの以下のページに掲載されています。

 主な内容は、今年度に完了予定の事業の工期延長です。利根川水系の思川開発事業、霞ケ浦導水事業、木曽川水系の導水事業は、いずれも検証作業が行われていますが、事業者自らによる検証作業のため、「継続」決定を織り込んで、工期延長を示唆した文を追加しています。
 いずれの事業も必要性がなく、莫大な予算、甚大な環境破壊を伴うと、流域で反対意見の多い事業です。

〇 利根川水系及び荒川水系における水資源開発基本計画の一部変更 (国土交通省ホームページより報道発表資料)
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000069.html
  主な変更内容
  ・思川開発事業の予定工期 昭和44年度から平成27年度まで
    「なお、当分の間、事業を継続しつつ、引き続きダム事業の検証を進め、その結果を踏まえて 速やかに必要な対応を行うものとする。」を追加。

  ・霞ヶ浦導水事業の予定工期 昭和51年度から平成27年度まで
    「なお、事業を継続しつつ、予定工期の見直しを速やかに行うものとする。」を追加
 
  ・群馬県の倉渕ダム建設事業と増田川ダム建設事業  →  削除

〇 木曽川水系における水資源開発基本計画の一部変更 
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000070.html

  ・木曽川水系連絡導水路事業の予定工期 平成18年度から平成27年度まで
    「なお、当分の間、事業を継続しつつ、引き続きダム事業の検証を進め、その結果を踏まえて速やかに必要な対応を行うものとする。」を追加。

〇 淀川水系における水資源開発基本計画の一部変更 
  http://www.mlit.go.jp/report/press/water02_hh_000071.html

 ・川上ダム建設事業の予定工期 「昭和56年度から平成27年度まで」を「昭和56年度から平成34年度まで」に改める。 
 
 ・天ヶ瀬ダム再開発事業の予定工期 「平成元年度から平成27年度まで」を「平成元年度から平成30年度まで」に改める

 ・河川総合開発事業として安威川ダム建設事業(事業主体:大阪府)  → 削除
   *当会注:水道用水の供給など水源開発の目的はなくなりましたが、治水(洪水調節)専用ダムとして事業が続けられます。