2013年6月5日

開会中の県議会で、群馬県は八ッ場ダム事業が順調に進捗しているとして、進捗率83%という数字を出しています。  しかし、進捗率は現在の事業費を分母として計算した結果であり、事業費増額が必至の八ッ場ダム事業においては、現事業費ベースの計算は現実を反映したものとは言えません。  行政側の説明だけでは、ダム事業の実態はわかりません。

2013年6月4日 上毛新聞

ー事業費ベース 進捗率は83%ー

長野原町の八ッ場ダム建設の基本計画で定められている総事業費4600億円のうち、2012年度までに3824億円分の事業が実施され、進捗率は事業費ベースで83%に達したことが3日明らかになった。  県議会一般質問で萩原渉氏(自民)の質問に、笹森秀樹県土整備部長が答えた。  JR吾妻線の付け替えは、全区間(10.4㌔)で工事が始まっており、90%に当たる9.3㌔で軌道が設置された。国道145号と県道の付け替えは、全区間(24.4㌔)のうち92%に当たる22.5㌔で利用が始まっている。  基本計画で定めた15年度完成が困難な状況となっていることについては、大沢正明知事が「国は早期に基本計画の手続きに入り、完成時期や今後のスケジュールを公表すべきだ」と答弁した。

◆2013年6月4日
http://sankei.jp.msn.com/region/news/130604/gnm13060402080004-n1.htm

-八ツ場ダム 関連工事進捗率83% JR吾妻線、全区間着工 群馬ー

八ツ場ダム(長野原町)の建設関連工事で、県は3日、総事業費約4600億円のうち、今年3月末時点ですでに約3824億円が投入され、進捗(しんちょく)率が83%にのぼると明らかにした。県議会一般質問で、萩原渉議員(自民党)の質問に答えた。

具体的な進捗状況を見ると、JR吾妻線では全区間(総延長約10・4キロ)着工済みで、このうち約90%(約9・3キロ)の軌道が設置済み。

また、国道145号と県道の付け替えは、総延長約24・4キロのうち92%(約22・5キロ)ですでに供用を開始しているという。

こうした生活再建関連の事業は、ダムの用地取得も含めて9割以上進んでいるといい、笹森秀樹・県土整備部長は「あとはダム本体工事を残すのみといっていい状況」と説明した。

一方、大沢正明知事は、平成27年度完成という当初の工事計画が大幅に遅れていることに対し、「ただちに基本計画の変更手続きを開始し、ダムの完成時期や今後のスケジュールを公表することで、地元のみなさんが移転先での生活設計を進められるようにしていただきたい」と国に要望した。