国交省が内水浸水対策に関するガイドライン類を策定し、ホームページにに掲載しましたので、お知らせします。

 利根川、江戸川本川を例にとると、本川からの越水は65年以上ありません。しかし、豪雨時には浸水被害が生じます。そのほとんどが末端の排水路、雨水排水管の疎通能力の不足で起きる内水氾濫です。
 ところが、内水氾濫対策は各市町村の仕事(主に下水道部門)になっていて、あまり進んでいないように思われます。
 今回のガイドラインの策定で、はたして内水氾濫対策がきちんと推進されるようになるのでしょうか。

 国交省ホームページ「報道発表資料」より転載します。
 http://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000298.html

 平成28年4月25日

 内水浸水対策に関するガイドライン類を策定しました
 ~新たな「七つ星」が内水による浸水被害軽減を導きます~

 国土交通省では、内水浸水対策に関するガイドライン類を策定しました。これらガイドライン類は内水浸水対策の道しるべとなる「七つ星」として、浸水被害軽減にむけて地方公共団体を支援いたします。

 平成27年に改正された下水道法及び水防法では、官民連携による浸水対策の推進として「浸水被害対策区域」制度の創設や雨水排除に特化した下水道整備(雨水公共下水道)を可能にするとともに、水防法に内水等にかかる浸水想定区域制度などを設けたところです。

 このような背景を踏まえ、新たな内水浸水対策を一層推進するため、以下のガイドライン類を策定いたしました。

【1】雨水管理総合計画策定ガイドライン(案)
【2】官民連携した浸水対策の手引き(案)
【3】下水道浸水被害軽減総合計画策定マニュアル(案)
【4】水位周知下水道制度に係る技術資料(案)
【5】内水浸水想定区域図作成マニュアル(案)
【6】下水道管きょ等における水位等観測を推進するための手引き(案)
【7】水害ハザードマップ作成の手引き(改定)

 平成21年に策定した「内水ハザードマップ作成の手引き(案)」のうち、内水浸水想定区域図に係る内容は【5】に、ハザードマップ作成に係る内容は洪水・高潮・津波の各ハザードマップを含め【7】に統合し、別途公表されています。

 これらガイドライン類は内水浸水対策の道しるべとなる「七つ星」として、頻発・激甚化する浸水被害軽減に取り組む地方公共団体を支援いたします。

※7つのガイドライン類は、国土交通省のホームページからダウンロードできます。
 【1】~【6】 
 http://www.mlit.go.jp/mizukokudo/sewerage/mizukokudo_sewerage_tk_000433.html

 【7】 
 http://www.mlit.go.jp/river/shishin_guideline/index.html