国土交通省が来年度予算の概算要求を発表しました。
 http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_004219.html

 第1  平成28年度予算概算要求の基本方針とポイント
 http://www.mlit.go.jp/common/001101189.pdf

 公共事業関係費は 今年度の1.16倍、6兆0093億円になっています。
 内訳は 1.国土交通省関係予算概算要求事業費・国費総括表をご覧ください。河川関係の治山・治水の概算要求額は9,630億円です。
 http://www.mlit.go.jp/common/001101197.pdf

 今朝の上毛新聞と夕方のNHKニュースが来年度の概算要求に八ッ場ダム事業として222億円が盛り込まれたことを伝えています。

 八ッ場ダムの本体工事費は昨年度の予算に初めて盛り込まれ、当初計画では昨秋に本体工事が始まる筈でしたが、本体工事の準備工事の遅れにより、本体工事を開始したと国交省が発表したのは今年1月になってからでした。
 国交省関東地方整備局が当会の公開質問書に回答した文書(2015年2月27日)によれば、本体工事の最初の段階である「基礎掘削工事」のうち、「ダム本体右岸天端以下の掘削開始時期は約10ヵ月遅れ、平成27年8月頃となる」とのことですから、基礎掘削工事はこれから本格化するとみられます。
 ダム本体工事現場である国の名勝・吾妻渓谷では、夜間も谷間を巨大なライトが煌々と照らしだし、工事が進められています。

◆2015年8月28日 上毛新聞

ー八ッ場に222億円 国交省概算要求 本体工事進展で倍増ー

 国土交通省は27日、2016年度予算の概算要求を発表した。長野原町で堤体の基礎掘削が進められている八ッ場ダムは、本体工事費を含む事業費として、2015年度当初予算比で1,86倍の222億3千万円を盛り込んだ。総額は15%増の6兆6791億円。

 八ッ場ダムの基礎掘削は16年5月までに完了し、同年6月にはコンクリートの打設に入る予定。概算要求が大幅増になったのは、こうした本体工事の進展があるとみられる。同省は「19年度までの事業完成に向け、必要な金額を計上した」とする。要求額は地方自治体の負担分も含まれる。
 県特定ダム対策課は「1日も早いダムと生活再建事業の完成を引き続き国に求めていく」とした。

 概算要求全体では、観光立国推進などを通じた経済再生や災害対策に重点を置いた。総額のうち公共事業関係費は16%増の6兆93億円。
 成長戦略の実現に向けた特別枠として1兆4187億円を要求。住宅や公共施設、商業施設を中心部に集めるコンパクトシティーの推進、バス高速輸送システム(BRT)などによる地方の公共交通ネットワーク整備を打ち出した。
 防災では、本県と長野県にまたがる浅間山を含む火山災害や土砂災害対策に5984億円を計上した。噴火に備えて、火山周辺に緊急用の土木資材などをあらかじめ配備しておく事業を始める。

◆2015年8月28日 NHK 群馬県のニュース
 http://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/1064489151.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter
ー八ッ場ダム概算要求222億円
長野原町に建設が進められている八ッ場ダムについて、国土交通省は本体工事の事業費として来年度予算案の概算要求におよそ222億円を盛り込みました。

長野原町の八ッ場ダムは利根川の治水事業の一環として昭和27年に計画が始まりました。
6年前の政権交代に伴い一時、建設が中断されたものの、ことし1月から本格的な工事が始まっています。
八ッ場ダムについて、国土交通省は来年度予算案の概算要求に今年度の当初予算の2倍近い222億3000万円を盛り込みました。
予算が大幅に増えたのはことし1月に本体工事が着工したためで、来年度は実際にコンクリートをダムの壁面に打ちつける工事が行われる予定です。
八ッ場ダムは総事業費およそ4600億円で、平成31年度末までに完成する見込みです。
しかし、ことし3月末の時点で残る7%の土地が取得できていないため、国土交通省はことし4月、法律に基づいて強制的な土地の収用も可能となる「事業認定」を国土交通大臣に申請しています。  08月28日 17時22分

—転載終わり—

 写真下=吾妻渓谷左岸の本体工事作業ヤード 2015年8月7日午後7時過ぎ
左岸作業ヤード午後7時過ぎ.jpgs.jpgトリミング