6月21日に東京で思川開発事業(南摩ダム)の「関係地方公共団体からなる検討の場」が開かれました。
 関係都県、関係区市の首長(または代理)が出席する「検討の場」は今回が最初で最後であって、関東地方整備局と水資源機構による検証はまもなく終了します。
 このあと、思川開発を推進するという検証報告案を国土交通省に報告し、有識者会議が形だけの審議を行って、国土交通大臣が方針を決定するという流れです。思川開発は治水利水の両面で必要性がない事業なのですが、事業推進の検証結果になりつつあります。

 6月21日の会議の配布資料が水資源機構のHPに掲載されています。
 http://www.water.go.jp/honsya/honsya/verification/omoigawa.html

 思川開発の検証案に対してパブリックコメントで多くの人がその問題点を指摘する意見を述べたのですが、八ッ場ダムの検証と同様、検証結果には残念ながらまったく反映されませんでした。
 パブリックコメントで出された意見は、以下のページに掲載されています。
 http://www.water.go.jp/honsya/honsya/verification/pdf/omoigawa/07_09sankou01_pabulickcoment.pdf 

 このまま、問題のある思川開発が推進されれば、未来に大きな負の遺産を残すことになってしまいます。