思川は利根川水系の渡良瀬川の小さな支流です。この思川の上流に南摩ダムをつくり、思川から水を引き込む巨大な開発計画が52年前の「高度経済成長期」に計画され、着手されたものの中断し、現在に至っています。
 当時と違って今は人口が減り、水需要も減少しています。にもかかわらず、国と事業主体の「独立行政法人水資源機構」、栃木県は事業再開のための「検証作業」を急ピッチで進めています。不要なダム建設に栃木県が約194億円も投入することになるだけでなく、地下水を水源としている栃木市の水道水は、水質が悪化し水はマズくなり、水道料金も高額になってしまいます。

キャプチャ そこで、思川開発の問題に深く関わってこられた専門家の報告を聞く緊急集会が開かれることになりました。市民が結集して、「南摩ダム建設反対」の声をあげる集会です。お誘いあわせの上、ぜひご参加ください。

お誘いあわせの上、是非ご参加ください。

◆日 時:2016年4月30日(土)午後1時30分~4時

◆場 所:栃木市栃木文化会館 大会議室(栃木市旭12-16 ☎0282-23-5678)

<入場無料・申込不要>

*プログラム*

1 「思川開発事業は本当に必要なのか」 嶋津 暉之氏(水問題研究家、元東京都環境科学研究所研究員)

2 「栃木県南市町の水事情」      高橋比呂志氏(思川開発事業を考える流域の会事務局長)

3 「思川開発事業が栃木市水道水に与える影響と経費試算」    早乙女正次氏(元栃木県職員)

4 「思川の治水問題と渡良瀬遊水地」    伊藤 武晴氏(思川開発事業を考える流域の会代表)

〔主 催〕「思川開発事業と栃木市の水道水を考える会」
     栃木市片柳町4丁目16番1号 猿山弘子 (TEL:0282-23-1078)

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 関連記事を転載します。

◆2016年4月24日 下野新聞
ー思川開発テーマ 市民団体が集会 30日、栃木市文化会館ー
 
 鹿沼市の思川開発事業(南摩ダム)を巡る緊急市民集会「思川開発事業と栃木市の水道水」が30日午後1時半~4時、栃木市文化会館大会議室で開かれる。
 総事業費1850億円の事業は南摩川にダムを建設するなどして治水や利水を図り、栃木、下野両市の水源にもする計画。民主党政権時代に一時凍結され、事業の必要性を検証している国は3月、事業継続が「有利」との評価案を示した。
 集会は「思川開発事業と栃木市の水道水を考える会」が主催。事業を巡り、2月に栃木市内で開かれた集会の参加者有志らが3月に結成。「事業で市内水道水の水質低下や水道料金の高額化を招きかねない」と訴えている。
 水問題研究家の嶋津暉之元東京都環境科学研究所研究員が「事業は本当に必要なのか」と題し語るほか、県南各市町の水事情、事業が栃木市の水道水に与える影響などについて「思川開発事業を考える流域の会」メンバーや元県職員など3人が報告する。無料。当日直接会場へ。(問)考える会の猿山弘子共同代表0282・23・1078。

◆2016年4月29日 朝日新聞
ー思川支流にダム事業考える集会 あす栃木市でー

 鹿沼市の思川支流の南摩川にダムを造り、栃木市などの水道水に使う事業を考える「緊急!市民集会 思川開発事業と栃木市の水道水」が30日午後1時半~4時、栃木市旭町の栃木市文化会館会議室で開かれる。
 水問題研究家・嶋津暉之さんの「思川開発事業は本当に必要なのか」、元県職員・早乙女正次さんの「思川開発事業が栃木市水道水に与える影響と経費試算」などの報告と、質疑応答、意見交換がある。
 同事業をめぐって県負担金の支出差し止めなどを求めた訴訟は昨年、住民側敗訴が確定したが、訴訟を担当した大木一俊弁護士は 「栃木市の水道水は地下水でまかなわれている。安くておいしい水を捨て、ダムの水を買う問題点を知つてほしい」と話す。入湯無料、申し込み不要。問い合わせは主催する「思川開発事業と栃木市の水道水を考える会」の猿山弘子さん(0282・23・1078)へ。