東洋経済オンラインに荒川決壊の可能性を伝える記事が掲載されています。

 東京都心を貫流する荒川の堤防が決壊すれば、凄まじい被害になることは言うまでもありません。都心は多くの地下鉄が縦横に走っていますので、記事にあるように地下鉄の被害も凄まじいものになるでしょう。

 荒川の河川管理者である国土交通省関東地方整備局は、荒川決壊の可能性を示唆し、災害への備えを呼びかけているとのことです。しかし、荒川下流部の堤防強化工法として国交省が計画しているのは、両岸で合わせて52キロメートルにもなるスーパー堤防の整備です。荒川のスーパー堤防は整備が遅々として進んでおらず、今のペースならば千年経っても、完了しないでしょう。堤防強化工法はスーパー堤防しかないと主張する国交省が治水対策の本来のあり方を大きく歪めてしまっています。
 関東平野において、昨年9月に鬼怒川で発生したのと同様の水害が再び起こる可能性がありますが、国交省は鬼怒川水害の責任逃れに終始しています。

◆2016年2月9日 東洋経済オンライン
 http://news.infoseek.co.jp/article/toyokeizai_20160209_104085/
ー「荒川氾濫、銀座水没」は本当に杞憂なのか 荒川決壊の可能性はじわじわ増加しているー