八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダム本体工事までの工程は「精査中」

今朝の朝日新聞群馬版に、大河原まさこ参院議員が提出した質問主意書への内閣答弁についての記事が載っていましたので、転載します。

2013年6月13日 朝日新聞群馬版
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20130613100580001.html

 -本体工事までの工程は「精査中」ー

 八ツ場ダム(長野原町)問題で、本体関連工事に関する政府の答弁書が参議院のホームページで公開された。
今後の工程は精査中としている。大河原雅子参院議員(民主)が提出した質問主意書に対し、7日付で安倍晋三首相名で答えた。
 国土交通省関東地方整備局は5月17日にダム本体の関連工事の入札を公告。
大河原氏は、このうちのダム本体左岸上部の掘削工事は「関連工事ではなく、本体工事だ」として政府の見解をただした。

 政府の答弁書は「八ツ場ダムの本体工事の準備に必要な作業ヤードを造成するために、
ダムの本体工事予定箇所の左岸上部で掘削を行うもの」と否定した。

 また、掘削工事でのJRや国道への危険性の指摘には「落石などを防止する防護柵設置などの安全対策を講じる」と回答。
本体工事までの工程は「現在、精査している」とした。

—転載終わり—

質問主意書と政府答弁はこちらに転載しています。

八ッ場ダム本体関連工事に関する質問主意書と政府答弁