2013年6月10日

今夏の参院選では、群馬県選挙区に四人の候補者が立候補します。(改選定数1)
八ッ場あしたの会では、これらの候補者の方々に公開アンケートを実施することとなり、本日各事務所に送付しました。

公開アンケートを送付した群馬選挙区の候補者は以下の方々です。
○山本一太(自由民主党)
○加賀谷富士子(民主党)
○店橋世津子(日本共産党)
○安永 陽(幸福実現党)

回答期日は6月25日としました。回答内容、回答の有無については、後ほど当会のホームページや集会等で公表します。

公開アンケートの内容は以下の通りです。

八ッ場ダムに関する公開アンケート

1. 八ッ場ダムは様々な経過を辿りながら、今年度の予算に本体関連工事費が計上され、来年度にも本体工事に着手するとされています。
 八ッ場ダムを建設するべきだと思いますか?

ア 建設するべき
イ 建設するべきでない

2. 八ッ場ダム予定地は地質が脆弱です。2009年までの自公政権下では、地すべり対策費は6億円弱しかダム事業費に組み込まれていませんでしたが、その後、民主党政権下の2011年、国交省は追加の地すべり対策費を代替地の安全対策も含めて150億円と試算しました。
 しかし、地すべり対策の詳細な現地調査はまだ行われておらず、工法によっては対策費が増加し、対策費用は150億円では足りないと指摘する専門家もいます。
 一方、大沢群馬県知事ら関係都県知事は、八ッ場ダムの事業費増額には応じないと表明しています。この地すべり対策費の問題について、ご見解をお聞かせ下さい。

ア 現事業費に組み込まれている約6億円弱の対策費用で問題ない。
イ 2011年に国交省が試算した約150億円の追加対策を実施する必要がある。
ウ 150億円は試算であるので、今後、詳細な現地調査、湛水試験を行えば、安全を確保するためにさらに増額が必要になる可能性が高い。
エ その他

3. 八ッ場ダムは現在の計画では2015年度末に完成するとされています。しかし、2012年2月2日の衆議院予算委員会において、当時の前田武志国交大臣は、「本体に着工してから、7年で完成すると想定されている」と答弁しました。
 群馬県の大沢知事は、工期延長のための計画変更をすみやかに実施し、地元住民が生活設計を進められるよう、ダム完成までの工期を明らかにするよう国に求めています。(2013年5月17日上毛新聞記事など)
 一方、下流の東京都、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県は工期延長には応じないとしています。ダムの工期についてのご見解をお聞かせ下さい。

ア 八ッ場ダムは現計画通り、2015年度に完成すべきである。
イ 八ッ場ダムの工期延長は必至であるので、八ッ場ダムの基本計画を変更すべき。
ウ 八ッ場ダムは事業の遅延が続いており、本体完成後の試験湛水中に地すべりの発生も起こりうることであるので、来年度に本体工事に着手したとしても八ッ場ダムの完成は2020年度よりさらに遅れる可能性が高い。
エ その他

4. 地元ではダム事業による人口減少と、それに伴う地域の衰退が深刻な問題となっています。八ッ場ダム事業では、ダム湖観光による地域振興を目指していますが、ダム湖は水質悪化の問題や、ダムの操作による夏場の大幅な水位低下の問題があると指摘されています。
 ダム湖観光と地域振興についてのご見解をお聞かせ下さい。

ア ダム湖によって観光客の集客が可能であり、地域振興が実現する。
イ ダム事業による地域振興策には限界があり、ダム事業と切り離した新たな地域振興策が必要である
ウ その他

5. わが国では、ダム事業を中止した後、地元の生活再建、地域振興を図る法制度がありません。このため、地元住民はダム事業に依存せざるを得ず、ダム事業の見直しを困難にしています。
民主党政権下の2012年、政府はダム事業中止後の地域振興特別措置法案を国会に提出しましたが、12月の政権交代によりこの法案は廃案になりました。その後、現政権では、ダム中止後の法整備についての動きがみられません。
 ダム中止後の地域振興等の法整備についてのご見解をお聞かせ下さい。

ア.ダム中止後の法整備に早急に取り組む必要がある。
イ.現在進められているダム事業は中止する必要がないので、法整備は不要である。
ウ.その他