八ッ場あしたの会について

(更新日:2009年9月10日)

イベント報告

館林で環境学習(2006/8/19)

ぶんぶく茶釜の民話で知られる群馬県館林。利根川と渡良瀬川が合流するこのあたりは「群馬の水郷」とよばれる地域です。同じ群馬県でも、100キロも離れた山奥のダム計画について、NPO法人しぜん教育研究学園のサマースクールに集まった小学生の皆さんと考えました。

学園長の高橋弘明さんは、日英の高校で物理を教えた経験から、既存の学校の枠組みを超えた教育の場を求めて学園を設立したということです。今回の講師は環境学習の第一人者、埼玉県浦和在住の中平順子さん。館林の水道水も八ッ場ダムの影響を受けますが、参加した小学生の誰も”八ッ場ダム”のことを聞いたことはありませんでした。
八ッ場ダムと同じ時代に計画され、地元の反対闘争があったものの30年近くも前にできた草木ダムには、学校の遠足で行ったヨ、という声。ダムって、いいものなんでしょ、という声。環境に悪いこともあると聞いたよ、と6年生。

紙芝居、スライドで、自然の仕組み、ダムのことを学び、ダム予定地(吾妻渓谷)と利根川の川原の石を見比べ、ストーンペインティングにも挑戦。

当日はこの夏いちばんの暑さで、校舎の中に吊るされた温度計は40度に限りなく近づいていましたが、中平ワールドにすっぽり包まれた子どもたちは、暑さにめげずに頑張りました。一人ひとり、自分がかけがえのない命であることを実感したひとときでした。