八ッ場ダム建設の主目的は、「利根川の洪水調節」(治水)と「都市用水の供給」(利水)です。 国土交通省が八ッ場ダムの必要性を主張する場合の根拠とする、治水、利水の説明には、 多くの問題があります。
また、八ッ場ダム建設の目的には、当初からの治水、利水のほかに、2004年のダム計画の変更により「吾妻川の流量維持」が、また2008年の計画変更により「従属発電」が加わりました。 これらの付随目的にも偽りがあります。
これら四つの目的がそれぞれ抱える問題について以下で解説しています。