2月2日の新聞に当会の集会の記事が載っていたとお知らせいただきました。
遅ればせながら、転載します。
◆2015年2月2日 しんぶん赤旗
ー「ダム反対言い続ける 八ッ場あしたの会が集会 地滑りの危険も」-
「八ッ場あしたの会」が1日、東京都内で集会を開き、本体工事が始まった八ッ場ダム計画に引き続き反対していくことを確認しました。
国交省がすすめる八ッ場ダム計画(群馬県長野原町)は、先月21日に本体工事に着手しました。
「あしたの会」運営委員の嶋津暉之さんは、「本体工事を始めたとはいえ、完成までに紆余曲折が予想される。八ッ場はつくってはならないダムであり、ノーと言い続けよう」と呼びかけました。
嶋津氏は貯水池予定地周辺の道路に、大きな亀裂が入った映像を示し、予定地周辺が地滑りを起こしやすい脆弱な地質であることを指摘。「ダム完成後、水を貯めることで地滑りを誘発する危険性が十分にある」とのべました。
「あしたの会」の渡辺洋子事務局長は、買収できていない建設用地の残り8%について、国交省が強制収用の手続きを進めていることを批判しました。
集会には約100人が参加。米国で広がるダム撤去を追ったドキュメンタリー映画「ダムネーション」の上映も行われました。
—転載終わり—
写真=集会では、ドキュメンタリー映画「ダムネーション」を制作したパタゴニアの辻井日本支社長がゲストとして挨拶。わが国初の本格的なダム撤去が進められている熊本県の荒瀬ダムなどについて、お話をして下さった。