八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会より、裁判報告集刊行のお知らせが届きました。
大変読みごたえのある、中身の濃い報告集です。ダム問題を理解するために、是非、お手に取ってお読みください。
『八ッ場ダム・思川開発・湯西川ダムの裁判報告 6都県住民 11年のたかかい』刊行のお知らせ
八ッ場ダム等住民訴訟は、2004年11月に東京、群馬、栃木、茨城、埼玉、千葉の6都県の住民が、各都県等を被告として、八ッ場ダム等への公金支出差止め等を求めて提起した裁判です。栃木県の住民は思川開発事業、湯西川ダムを含めた3ダムを対象とした裁判を展開しました。本書はこの11年間にわたる裁判の記録をまとめたものです。
この裁判報告は、八ッ場ダム等住民訴訟がどういうものであったのかを多くの方々に知っていただくため、さらに、裁判の成果を後世に残すため、刊行しました。11年間の裁判における住民側の主張と立証のポイントを記述し、八ッ場ダム等の3ダムがいかに無意味なダム事業であるかを理解していただけるようにまとめました。3ダムの問題はダム問題全体に共通しているところが多々あると思います。
カラー写真やイラストを使って各都県のストップさせる会の多彩な活動も紹介 し、弁護士、原告、証人、意見書のリスト、年表など資料も充実しています。
自費出版で1000部、一冊1000円(実費)、送料は一冊につき350円です。
お申し込み・お問い合わせは、メールフォームでご連絡ください。
お振込みは、以下の郵便口座へお願いします。振込用紙に「裁判報告集の送付を希望」と明記して下さい。
郵便振替口座: 00120-8-629740 八ッ場ダムをストップさせる東京の会
目次
はじめに
八ッ場ダム等住民訴訟11年を振り返って
第1章 ダム事業の概要
第2章 裁判に至るまで
~6都県の住民はなぜ立ち上がったのか
第3章 裁判の経過と内容
第4章 裁判で明らかにしたこと
第5章 裁判の成果と運動の拡がり
第6章 裁判から得た教訓と今後の活動
第7章 法廷の内と外
資料編
〇写真右上=官邸前抗議行動 2012年1月17日
〇写真下=住民訴訟スタート集会 各都県ストップさせる会代表が登壇 2004年12月5日