八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

新緑の現地見学会~八ッ場ダムと水力発電ー5/14(日)

*バスの座席が満席となっていますので、受付を締め切ります。

 八ッ場ダム事業が直面している問題を現地でじかに見ていただく恒例の見学会、今回は「八ッ場ダムと水力発電」がテーマです。

吾妻渓谷鹿飛橋06年5月 多くの矛盾を抱えたまま強行されてきた八ッ場ダム事業は、昨年12月、5度目の計画変更が行われました。これで事業費が4600億円から5320億円へと膨れ上がりましたが、問題はまだ沢山あります。さらなる計画変更の要因として注目されているのが、東京電力が八ッ場ダム予定地を流れる吾妻川で古くから行ってきた水力発電です。
 今回の見学会では、東京電力発電所や、ダム予定地上流の取水堰をコースに加え、八ッ場ダムが水力発電量を減少させるカラクリを説明します。
八ッ場ダムの本体工事が進められている名勝・吾妻渓谷は、今年も新緑の季節を迎えます。ダムによる自然破壊と地域の変貌、変わらぬ自然の営みも併せてご覧ください。

写真右上=八ッ場ダム建設予定地下流側の吾妻渓谷・鹿飛橋(しかとびばし)付近。2006年5月12日撮影
写真右下=ダム湖予定地の上流にある長野原取水堰、下流側から2016年12月12日撮影。群馬県と長野県の県境を源流とする吾妻川は、八ッ場ダム予定地では東京電力が大半の水を水力発電に利用するため、今のままではダム湖に水が貯められません。)

長野原取水堰下流◆日時:2016年5月14日(日曜日)11時半~16時半

◆集合場所・時刻:JR吾妻線「長野原草津口」駅前、11時半集合

◆参加費:2,500円(バス代、保険代、資料代)

◆募集人数:20名

見学コース:八ッ場ダム本体工事現場、水没住民の移転代替地、名勝・吾妻渓谷、東京電力・松谷発電所、長野原取水堰

〈東京方面からの列車のご案内〉
行き:特急草津 上野駅 9 時発、長野原草津口駅着 11 時 20 分
帰り:普通列車 長野原草津口駅発 16 時 39 分、高崎駅着 18 時 02 分 高崎駅より高崎線、湘南新宿ライン、あるいは新幹線利用

★3月のダイヤ改正により、東京から直通の特急草津が「川原湯温泉」駅に停車しなくなりましたので、今回の見学会では集合・解散場所を「長野原草津口」駅に変更します。「長野原草津口」駅は、八ッ場ダムが完成するとダム湖の上流端に位置することになります。

★お昼を挟みますので、お弁当ご持参でご参加ください。

★現地ではマイクロバスで移動します。バスが満席になれば受付を〆切りますので、ご希望の方は早めにお申し込みください。

主催:八ッ場あしたの会

≪申し込み・問い合わせ≫
お申し込みの際は、名前、住所、電話番号を下記メールフォームでお伝えください。
https://yamba-net.org/wp/contact/