八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

次回の利根川有識者会議は3月8日ー東京・市ヶ谷

2013年3月2日

 利根川の河川整備計画を策定するために開かれている有識者会議の次回日程が決まりましたのでお伝えします。

 第10回利根川・江戸川有識者会議
 ◆日時:平成25年3月8日(金)13時~
 
 ◆場所:TKP市ヶ谷カンファレンスセンター6階ホール6C 地図↓
           http://tkpichigaya.net/access.shtml
      住所 東京都新宿区市谷八幡町8番地 TKP市ヶ谷ビル
      電話 03-5227-8761

 有識者会議を開催する国交省関東地方整備局のホームページに掲載されたお知らせ(記者発表資料)
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000075050.pdf

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 前回2月21日の有識者会議では、会議を主催する国交省関東地方整備局の泊宏河川部長が会議終了後、「多くの方から意見をいただいた。今後の対応は整備局で検討したい」と発言したため、翌日の新聞各紙で「議論半ばのまま有識者会議が打ち切りとなる可能性がある」と報道されました。
 これまでの有識者会議では、八ッ場ダムの本体工事着手に疑問を抱く有識者委員らから、八ッ場ダム事業の前提となっている利根川治水の根拠が科学的妥当性がない点について、いくつもの資料に基づく指摘があり、ダムの主目的である治水という観点から見て八ッ場ダムの必要性を説明することが困難であることが明らかになってきました。
 3月8日の次回会議の議論、関東地方整備局の姿勢が注目されます。

◆2013年3月5日 朝日新聞群馬版
http://www.asahi.com/area/gunma/articles/MTW20130305100580001.html

 -有識者会議継続 都内で8日開催ー

 八ツ場ダム(長野原町)問題に関係し、国土交通省関東地方整備局は4日、利根川・江戸川有識者会議を8日に開くと発表した。

 前回2月21日の会合で、整備局が今後の開催方針を示さず、見直し派の委員や市民団体から打ち切りを不安視する声が出ていた。

 過去2回の会合と同様、整備局が1月に公表し、八ツ場ダムを盛り込んだ河川整備計画の原案が議題となる。

 8日の会合は、午後1時から東京都新宿区市谷八幡町の貸会議室「TKP市ケ谷カンファレンスセンター」で。一般傍聴は現地で先着約30人を受け付ける。