八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

公共事業チェック議員の会八ッ場ダム予定地視察

2007年12月11日 毎日新聞群馬版より転載

「国会議員が視察 長野原・八ッ場ダム予定地」
 超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」(会長=鳩山由紀夫・民主党幹事長)が10日、長野原町の八ッ場ダム建設予定地を視察した。
 同会が八ッ場ダムを訪れたのは2回目。事務局長の保坂展人衆院議員(社民)ら4人は、水没予定地区の代替地や、JR吾妻線の線路付け替えのため移転する川原湯温泉駅の工事現場などを巡回。また、国土交通省のPR施設「八ッ場館」で、同省八ッ場ダム工事事務所職員から工期や予算、住民の生活再建などについて聞いた。
 保坂氏は「巨額予算を投じながら、大型工事は進んでいない。今後、国会で取り上げたい」と述べ、同会に「八ッ場ダム問題プロジェクトチーム」を設ける方針を明らかにした。【伊澤拓也】

2007年12月11日 上毛新聞より転載
「水没住民の声聞く 八ッ場ダム予定地長野原 公共事業チェック議員の会」
 民主・共産・社民党の国会議員でつくる公共事業チェック議員の会(会長・鳩山由紀夫衆院議員)が十日、長野原町の八ッ場ダム建設予定地を視察、水没地域住民らの声を聞いた。
 同会事務局長の保坂展人衆院議員(社民党)ら衆参議員四人が同町を訪れ、ダムサイトや川原湯地区JR新駅予定地、代替地の工事現場などを視察した。
 水没住民は「早急に最低限のインフラ環境整備を」「前向きに移転を考えているのだから、現状よりも住みやすくしてもらいたい」などと要望した。
 同会は一九九四年に結成。全国各地のダム・道路・空港などの建設予定地を視察。事業停止を求めるなどの活動を展開した。