2008年4月13日、前橋市の女性会館で八ッ場ダムを考える会総会が開催されました。
八ッ場ダムを考える会は1999年に設立され、八ッ場ダム見直し運動の先駆けとして、当初は主に県内で活動を開始しました。2001年に水没予定地住民の補償基準が調印され、地元がダム事業の中での生活再建の道を歩む中で、八ッ場ダムの必要性を検証する活動は、やがて八ッ場ダムに関係する一都五県の人々にダム問題を伝える活動へと拡がりました。
2006年、会員有志により、東京で加藤登紀子さんをメインゲストに、「八ッ場いのちの輝き」コンサートが開催されたことをきっかけに、2007年、八ッ場あしたの会が発足。今回の総会では、八ッ場ダムを考える会が活動を終了し、八ッ場あしたの会として、地域の再生を最終目標とした八ッ場ダムの見直し運動を進めることを決議しました。