2010年6月12日 毎日新聞群馬版より転載
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20100612ddlk10010291000c.html
●参院選’10群馬:八ッ場ダム、政権公約に--民主の細野幹事長代理 /群馬
◇来週内容発表へ
民主党の細野豪志幹事長代理は11日、八ッ場ダム問題を参院選の政権公約(マニフェスト)に盛り込む方針を示した。菅直人首相らとともに政権公約会議に臨んだ後、記者団の質問に答えた。同党は来週にもマニフェストの内容を正式に発表する予定。
細野幹事長代理は、ダム建設については中止を前提としつつも、ダムの必要性などを再検証している国の有識者会議の検討結果を「正確に書き込む」と述べた。
同ダムについて前原誠司国土交通相は先月15日、板倉町を訪れた際、記者団の質問に「中止の方針は変わらない」「(国の)有識者会議でダムに頼らない治水について新たな評価軸を考えてもらっている。(夏の参院選マニフェストには)どう持続可能な治水対策を行っていくのかしっかり明記したい」などと述べていた。