「よみがえれ長良川実行委員会」が主催する見学会のお知らせです。
日本で最も貯水容量の大きな岐阜県の徳山ダムは、完成後10年が経過しましたが、建設目的であった水道用水や工業用水への供給はいまだに行われていません。水需要が低迷し、下流域の都市部ではダムの開発水が不要となっていることに加え、徳山ダムの水を下流域で利用するには、徳山ダムが建設された揖斐川から取水した水を長良川を経由して、木曽川に引く「木曽川水系連絡導水路」を建設する必要があるからです。
しかし、木曽川の取水口から徳山ダムの水を使用することになっている愛知県と名古屋市は、大量の余剰水源を抱えています。導水路は長良川と木曽川の河川環境を悪化させるため、多くの市民がこのこの導水路事業に反対しています。
(右図=愛知県公式サイトより、「水資源開発概要図」)
この見学会では、導水路計画のルートを大型バスで辿り、市民の目線で現場を見て、あらためて事業の必要性を問いただします。
10/06 「徳山ダム導水路ツアー」参加者募集中
徳山ダム運用10年!導水路事業凍結9年!
岐阜駅前(9:30)→徳山ダム(昼食)→西平→根尾川→千鳥橋→長良川鵜飼い観覧事務所(鵜飼い観覧しない人はそのまま岐阜駅まで送ります)
⇒夜は、長良川鵜飼い観覧船を貸し切り交流会。
●参加費
昼:バスツアー:1000円(昼食代含まず)
夜:鵜飼い観覧船で交流:5000円(乗船・夕食代含む)それぞれ定員40名です。
「先着40名」で締め切ります。
申込み・問い合わせは武藤さん(携帯090-1284-1298)にご連絡ください。