7月の西日本豪雨では、上流のダムから大量の水を放流する緊急操作のあと、下流の川が氾濫する被害が相次ぎました。甚大な水害を受けて、国土交通省では「異常豪雨の頻発化に備えたダムの洪水調節機能に関する検討会」を9月に立ち上げ、さる11月2日、第2回の検討会を開きました。
この検討会の配布資料が同省のホームページに掲載されましたので、お知らせします。
第2回 異常豪雨の頻発化に備えたダムの洪水調節機能に関する検討会(平成30年11月2日開催)配付資料
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/chousetsu_kentoukai/dai02kai/index.html
配布資料3 3ページより
西日本豪雨の際、洪水調節容量の6割以上を使用した22ダムが赤丸で示されており、このうち「異常洪水操作」を実施した8ダムの名称が赤で囲まれています。
検討会は11月に第3回会議を開き、そこで最終の取りまとめをすることになっています。
資料3の32〜33ページに、今年7月上旬における肱川・野村ダムの経過を示す資料が載っています。
資料3 第1回検討会の意見を踏まえた補足説明資料
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/chousetsu_kentoukai/dai02kai/dai02kai_siryou3.pdf
取りまとめ案は資料4に掲載されています。
資料4 異常豪雨の頻発化に備えたダムの洪水調節機能について(骨子案)
http://www.mlit.go.jp/river/shinngikai_blog/chousetsu_kentoukai/dai02kai/dai02kai_siryou4.pdf
資料目次
* 議事次第
* 資料1 第1回検討会の議事要旨(PDF:55KB)
* 資料2 今後の進め方
* 資料3 第1回検討会の意見を踏まえた補足説明資料
* 資料4 異常豪雨の頻発化に備えたダムの洪水調節機能について(骨子案)
* 資料5 矢守委員提供資料
* 資料6 森脇委員提供資料
* 資料7 中北委員提供資料
* 参考資料1 開催主旨
* 参考資料2 委員名簿
* 参考資料3 規約