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霞ヶ浦導水事業と那珂樋管設置魚類迷入防止対策効果試験検討委員会

 霞ヶ浦導水事業による河川環境の破壊を懸念する流域の漁協による裁判は昨年4月に和解が成立しました。このことと関連のある那珂樋管設置魚類迷入(吸い込み)防止対策効果試験検討委員会(第四回)が1月10日に開催され、配布資料が国土交通省関東地方整備局霞ヶ浦導水工事務所のホームページに掲載されました。

国土交通省関東地方整備局 霞ケ浦導水工事事務所サイト
「第4回 那珂樋管設置魚類迷入(吸い込み)防止対策効果試験検討委員会を開催しました。」

http://www.ktr.mlit.go.jp/dousui/dousui0037.html 

■ 第4回委員会 NEW
■ 記者発表 委員会の開催について[PDF:279KB]
■ 議事次第[PDF:63KB]
■ 資料1 霞ヶ浦導水事業の概要と現状について[PDF:2367KB]
■ 資料2 那珂川の現状について[PDF:2561KB]
■ 資料3 これまでの検討状況について[PDF:3328KB]
■ 資料4 今後の進め方について[PDF:135KB]
■ 資料5 魚類迷入試験の概要について[PDF:2202KB]
■ 議事録 準備中

 委員会としては前回の第3回が2008年8月ですから、10年ぶりになります。

今回からは漁業もオブザーバーとして参加することになりました。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000043115.pdf
議事次第

委員会名簿
[第4回:平成31年1月10日]

○委 員 ◎委員長
内田 和男 (全国内水面漁業協同組合連合会 専務理事)
佐藤 政良 (筑波大学 名誉教授)
◎西村 仁嗣 (筑波大学 名誉教授)
福島 武彦 (霞ヶ浦環境科学センター長・筑波大学 名誉教授)
眞山 紘 ((公社)北海道栽培漁業振興公社 技術顧問)
大森 明 (茨城県水産試験場内水面支場 支場長)
土居 隆秀 (栃木県水産試験場 場長)
※順不同

オブザーバー
各漁業協同組合長
(茨城県内)那珂川漁業協同組合
那珂川第一漁業協同組合
緒川漁業協同組合(欠席)
大涸沼漁業協同組合

(栃木県内)茂木町漁業協同組合(欠席)
那珂川北部漁業協同組合(欠席)
那珂川南部漁業協同組合(欠席)
那珂川中央漁業協同組合(欠席)

 これから魚類迷入試験が行われていきます。国土交通省は魚類迷入試験を経て、那珂導水路の工事を再開する考えですが、東京高裁での和解事項を踏まえて、那珂川の漁業への影響を厳しくチェックしていくことが必要です。

資料5「魚類迷入試験の概要について」より
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000722576.pdf