八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

やんばダム本体工事現場の写真(下流側の小蓬莱より)

 吾妻渓谷の小蓬莱から撮影した八ッ場ダム堤体の写真を4月9日に撮影した最新の写真に差し替えました。

 

 小蓬莱の山頂は、上信国境の山並みを見晴らせることから、「見晴らし台」と名づけられているのですが、ダム堤のコンクリート打設がほぼ完了し、灰色のコンクリートの壁が聳え立ち、ダムの上流側の風景は見えなくなりました。

 ダム堤の手前(下流側)には副ダムができており、ダム堤の下の方の放水口から流れ出た吾妻川の水が副ダムを通って吾妻川の流路に流れ込んでいるのが見えます。副ダムに貯まった水の色は緑色に濁っています。八ッ場ダムに水を貯めると、さらに水質の悪化が懸念されます。


 ダム堤の脇の樹木は、赤茶色の新芽が芽吹いていました。写真はいずれも4月9日撮影。