*新型コロナ感染拡大により、集会は中止となりました。(1/27追記)
栃木県の県南地域(栃木市・下野市・壬生町)の水道水は、現在、地下水を100%利用していますが、南摩ダムが建設されると、ダムの開発水を栃木県から買わなければならなくなります。
地域の住民が美味しく安価な水道水を守るために「栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク」を立ち上げ、「ダムの水道用水利用は、地下水を利用する現在の水道用水を、ダムからの表流水に転換することで水質が低下し、水道料金も上がる」(大木一俊代表)として、署名運動などで自治体の方針転換を訴えています。
南摩ダムは独立行政法人・水資源機構が進める思川開発事業の中核であり、水資源開発を目的とする同機構にとっては、栃木市などの新たな水源が不要となれば、事業を継続できなくなります。水需要は全国で低下傾向にあり、水資源機構は本来の役目を終えているのですが、同機構の組織維持のために、国(水資源機構)から栃木県に、そして栃木県から県南地域の自治体に圧力がかかっています。
「栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク」は今月ツイッターを開始し、来年1月の集会のお知らせなどを発信しています。
高くてまずい水はご免だ!地下水100%の水道水を守ろう。栃木市・下野市・壬生町の水道水は地下水100%で問題なし。 pic.twitter.com/6nYskmU02l
— 栃木県南地域の地下水をいかす市民ネットワーク (@chikasui_net) December 1, 2021