半世紀以上ダム計画と対峙してきた長崎県の石木ダム予定地を大椿裕子参院議員が訪ねたことが地元紙で報じられ、Yahoo!ニュースに流れています。
利権に走る自民党一強という政治状況が不要なダム事業を見直す機運を潰してきました。「環境問題に意識のある人」は我が国でも決して少なくありませんが、現実を変える力を持ち得ていません。
◆2024年2月6日 長崎新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/5d728553e3c31f2432f8dbdc20d6001afdbf9db9
ー石木ダムを現地訪問 社民副党首・大椿参院議員 座り込みのテントなど巡る 長崎・川棚町ー
長崎県と佐世保市が東彼川棚町に計画する石木ダム建設事業の水没予定地、同町川原(こうばる)地区を5日、社民党副党首の大椿裕子参院議員(比例)が訪問。「公共工事をチェックする国会議員連盟と連携しながら、環境問題に意識のある人に発信したい」と話した。
大椿議員は、I女性会議県本部(森重子議長)などが開いた同会議九州ブロック交流集会で本県入り。同地区には約50人が訪れ、住民の女性が座り込むテントなどを巡った。
川原公民館で意見交換会を実施。1980年の強制測量に触れた住民の岩下すみ子さん(75)は「子どもたちは50代になり孫もできた」と振り返った。大石賢吾知事や町が住民に求める対話再開については「先方は補償。私たちはダムの必要性。県は話を聞くだけで答えはなく、かみ合わない」と話した。