八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場ダムのライトアップ、10日から19日まで

 コロナ禍が落ち着いた昨冬に復活した川原湯温泉の湯かけ祭りが、今年も大寒(1月20日)の早朝に行われます。
 2020年に運用が開始された八ッ場ダムは、草津温泉などの観光ルート上にあることもあって、観光シーズンには多くの観光客が立ち寄りますが、かつて地域の一大観光地であった川原湯温泉は、水没地からダム湖畔に移転する中で人口も旅館数も減少し、賑わいを取り戻すことができずにいます。
 今朝の地元紙の記事によれば、八ッ場ダムのライトアップが始まり、「湯かけ祭り」など周辺のイベントへの波及効果も期待している」とのことですが、ライトアップは湯かけ祭り開催の前日に終了するようです。

◆2025年1月11日 上毛新聞
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/592193
ー八ツ場ダム 夜に浮かぶ 19日までライトアップ 群馬・長野原町ー

 八ツ場ダム(群馬県長野原町)の特別ライトアップが10日始まった。管理用照明によって浮かび上がる堤体と冬の夜空をダムや写真愛好家らが楽しんでいる=写真。19日まで。

 ダムの管理5年目を記念するとともに、冬場の集客策として国土交通省が企画。川原湯温泉「湯かけ祭り」(20日午前5時から)など周辺のイベントへの波及効果も期待している。

 点灯は日没後から午後7時半まで。防寒対策のほか、放流の水しぶきが凍結するため足元に注意が必要となる。期間中、「なるほど!やんば資料館」や「やんば茶屋」(ラーメンは午後6時半まで)は夜間営業する。詳細は国交省利根川ダム統合管理事務所のホームページで確認できる。
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