八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

吾妻渓谷の本体準備工事現場映像

 国の名勝・吾妻渓谷では、昨年12月より今年7月末を工期として、八ッ場ダム本体準備工事の一つ、仮締切工事が行われています。最終的にはこの工事によって、ダム本体予定地の上流側に高さ29メートルの小ダムを造ることになっているのですが、小ダムを造るために川の流れを堰き止めていた石垣が梅雨の増水によって流されました。このため、工事は現在ストップしています。

 現場の映像がYouTube にアップされましたので、お知らせします。

●仮締切工事の堰一部流される (2014年6月7日撮影)
 http://youtu.be/Fc_fSVdCYag

●仮締切工事の堰全部流される (2014年6月17日撮影)
 http://youtu.be/AIzQOZxk4-U
 
  映像の最後に、川原湯郵便局の脇で行われている地質調査の様子がうつっています。
  住民の移転代替地の安全対策のために今年2月から、ダム予定地各所でこのような櫓が組まれ、地質調査が行われています。