平成27年度の国土交通省予算概算要求概要が発表されました。
http://www.mlit.go.jp/page/kanbo01_hy_003579.html
国土交通省関係予算概算要求事業費・国費総括表
http://www.mlit.go.jp/common/001052751.pdf
公共事業関係は事業費ベースでは128,220億円(26年度)から141,350億円(27年度概算要求)へと、約1.3兆円増加、国費ベースでは51,746億円から60,120億円へと、約0.7兆円増え、公共事業の大盤振る舞いがさらに拡大していく様相を呈しています。
【参照】全体版
http://www.mlit.go.jp/common/001052760.pdf
上記資料37ページを見ると、「インフラ老朽化対策等のための戦略的な維持管理・更新の推進」は、前年度比1.2倍になっているとはいえ、4,400 億円にとどまっており、公共事業費全体の約7%でしかありません。既存社会資本のメンテナンスが喫緊の課題であるにもかかわらず、相変わらず、新規の公共投資がほとんどを占めています。