八ッ場ダム予定地見学会のお知らせ
木々が色づき始めた吾妻渓谷では、本体準備工事が進められており、本体工事が間近と報道されています。(写真右=吾妻渓谷の八ッ場大橋より下流側を望む。台風18号が近づいた10月5日撮影)
国土交通省は本体工事をスムーズに進めるため、吾妻川沿いの国道の廃道化を求めており、国道を管理する群馬県もこれに従う姿勢を変えていません。
そこで、ダム予定地の国道散策を中心とした現地見学会を企画しました。
日本ロマンチック街道の一部である水没予定地の国道145号線は、国の名勝・吾妻渓谷、天然記念物・川原湯岩脈をはじめとして、吾妻川の流れと周囲の自然林、吾妻線の橋梁など、すばらしい景観が広がるルートです。
この機会に、ダムが奪おうとしているかけがえのないものを改めて間近に見て下さい。
◆2014年10月19日(日曜日) 12時半~17時頃まで
◆集合場所:JR吾妻線 「川原湯温泉」新駅前 (マイクロバス乗車)
◆見学予定コース:吾妻渓谷(長野原町と東吾妻町の町境より)― 本体準備工事現場ー 水没予定地の八ッ場大橋ー 水没予定地の川原湯温泉駅― 千歳新橋― 東宮遺跡― 久森隧道― 栄橋― 上湯原橋 (ここまで徒歩)
(ここからマイクロバス乗車)
→道の駅「八ッ場ふるさと館」― 川原畑地区代替地― 本体左岸工事現場ー 八ッ場大橋(湖面1号橋)― 川原湯地区・打越代替地― 川原湯温泉・新駅
◆参加費2,000円
希望者はバスでJR高崎駅までお送りします。(追加バス代500円)
徒歩散策(吾妻渓谷―上湯原橋)のみ参加の方は無料です。
◆東京方面からの列車は上野10時発、川原湯温泉12時25分着の特急草津1号が便利です。
《お申込み・問い合わせ》は、以下のメールフォームをご利用ください。
https://yamba-net.org/wp/contact/
10月1日に開通した八ッ場大橋(湖面1号橋)より、吾妻渓谷を望む(10月3日撮影。)
眼下に廃線になった吾妻線の線路と水没予定地の川原湯温泉駅が見えます。線路の脇を国道が走っています。