2011年11月23日 東京・神保町
私たちは八ッ場ダムという
大きな負の遺産を
子孫に残してはならない。
地元の生活再建こそ、喫緊の課題
【講演の主な内容】
■八ッ場ダム問題の経過
■八ッ場ダムの建設目的(必要性)
■ダム予定地の現状と今後
講師:嶋津暉之(元東京都環境科学研究所研究員・当会会員)
(プロフィール)1943年生まれ。八ッ場あしたの会運営委員、水源開発問題全国連絡会共同代表、八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会代表。
1960年代後半、大学院生として首都圏の「治水」「利水」を名目に八ッ場ダム計画が推進されていた八ッ場ダム予定地、川原湯温泉を訪れたことが契機となり、ダム問題に取り組むことになった。 1972年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得満期退学。2004年3月まで東京都環境科学研究所勤務。
著書に『水問題原論』(北斗出版)、『やさしい地下水の話』(共著、北斗出版)、『首都圏の水が危ない』『八ッ場ダムは止まるか』、『八ッ場ダム 過去・現在そして未来』(以上共著、岩波書店)ほか