八ッ場ダムの水没予定地にある川原湯温泉街では、春を前にして旅館や食堂の解体作業が急ピッチで進みました。山木館、やまた旅館に続いて、丸木屋旅館、食堂「旬」、吾八寿司も解体されてしまいました。山木館とやまた旅館は移転代替地で営業を再開しています。
水没予定地では、今年中には移設されるといわれるJR川原湯温泉駅前の梅の古木が満開です。JR吾妻線は、現在の予定表では秋までに移設される予定ですが、川原湯温泉・新駅の周辺整備工事がこれからですので、付替鉄道の開通がかなり遅れる可能性があります。
現在の駅舎はいずれは取り壊されることになっています。この梅の木は、来年は花をつけることができるのでしょうか。
ふきのとうが今年も顔を出しました。
アズマイチゲも可憐な花をつけています。この花は、「白ホケキョ」、「ホケキョ花」とも呼ばれ、その名の通り、この花を見ているとウグイスの鳴き声がどこからか聞こえてきました。