国交省関東地方整備局は、南摩ダム建設を核とする思川開発事業を検証のための検討の場 第6回幹事会を3月29日に下記のとおり、開きます。
代替案との比較で思川開発が有利だという結論を得るための茶番の検証劇が行われていくことが予想されます。
なお、一般市民の傍聴は別室でのテレビ傍聴のみとなっています。
事業主体である独立法人・水資源機構によるホームページに思川開発事業の説明が載っています。
八ッ場ダムなどと同様、南摩ダムも治水(洪水調節)と利水(都市用水の開発)が主目的とされていますが、事業の内容を知ると、いずれも目的の名に値しないことがわかります。
思川開発事業に反対する集会と資料の情報はこちらをご覧ください。
https://yamba-net.org/wp/?p=13770
「思川開発(南摩ダム)市民集会「マズくて高い水はごめんだ~」ー2/6、栃木市
独立法人・水資源機構によるホームページ 「思川開発事業について」
http://www.water.go.jp/kanto/omoigawa/jigyou/jigyou.html
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思川開発事業は、利根川水系渡良瀬川の支川思川の上流部南摩川に 南摩ダムを建設して洪水調整を行うとともに、思川支川の黒川、大芦川を’水のトンネル’導水路で結び、 水融通を図り水資源開発を行うものです。
思川開発の3つの目的
洪水調節 ・・・・・・・・・・洪水の被害を軽減する
不特定補給 ・・・・・・・・川の流れる水の量を安定させる
新規利水の開発 ・・・・暮らしに欠かせない水を新しくつくる
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国交省関東地方整備局のホームページより転載
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/river_00000243.html
思川開発事業の関係地方公共団体からなる検討の場(第6回幹事会)の開催について
関東地方整備局河川部
独立行政法人水資源機構ダム事業部
下記のとおり会議を開催しますので、お知らせいたします。
記
1.開催日時
平成28年3月29日(火) 9時30分から
2.開催場所
さいたま新都心合同庁舎2号館
5階 共用中研修室5B(会議会場)
5階 共用小研修室5C(一般傍聴会場)
住所:埼玉県さいたま市中央区新都心2-1
開催場所の最寄り駅:
JR京浜東北線・高崎線・宇都宮線「さいたま新都心駅」から徒歩約5分です。
JR埼京線「北与野駅」から徒歩約7分です。
※駐車場がございませんので、公共交通機関をご利用下さい。
当庁舎はセキュリティ強化を目的にICゲートが設置されております。庁舎2階の入退館手続き時には身分証等(社員証、免許証、保険証、パスポート等)で身分確認をさせていただいておりますので、来館の際には忘れずに身分証等をご持参いただくようお願い致します。
3.議事(予定)
・検証対象ダムの事業等の点検
・新規利水対策案の意見聴取結果
・目的別対策案の抽出
・目的別の総合評価 等
4.公開等
・会議は、報道機関を通じて公開します。
・カメラ撮りは、冒頭部分のみ可能です。
・報道機関以外の方で傍聴を希望される方は、別室でテレビ傍聴が可能です。
・会議での配布資料等は、水資源機構及び関東地方整備局ホームページに掲載します。
※その他、取材や傍聴等に関する詳細は、本文資料(PDF)別添資料1及び2をご覧下さい。