長崎県の石木ダム計画に抗して、半世紀もの間、ふるさとを守り続けている13世帯の暮らしを巡るドキュメンタリー映画プロジェクトが製作されています。
☆「ほたる川のまもりびと」(仮題、予告編、約7分)
https://www.youtube.com/watch?v=Pp7aSKaMPj0
上記の予告編では、石木ダム予定地の映像と共に、八ッ場ダム事業の湖面橋の画像も映し出されています。
八ッ場ダム事業ではダム湖をまたぐ湖面橋が四本計画され、「八ッ場ダム中止」が政策課題となった2009年、湖面橋の一つ、不動大橋が注目され、テレビの映像として何度も流れました。当時、建設中だった不動大橋は、橋桁がまだ繋がっておらず、十字架が聳え立っているように見えました。
予告編の映像にはうつっていませんが、橋脚の下には田んぼが広がっており、刈り取られた稲をはさがけしていました。(写真右=2009年10月4日撮影)
現在、映画製作費として、クラウドファウンディング方式で寄付を募集中です。詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
『ほたる川のまもりびと』(仮)より、一部転載
http://www.savekobaru.com/
長崎県川棚町こうばる地区は、
夏には蛍が舞い、子供たちが川で遊ぶ豊かな自然に囲まれた美しい里山です。
ここにダム建設の話が持ち上がったのが半世紀ほど前。
以来、こうばる地区の住民たちは、ふるさとを守ろうと反対運動を展開してきました。
現在残っている家族は、13世帯。
半世紀もの間、苦楽を共にしてきたこうばる地区の方々の結束はとても固く、
幼い子供からおじいちゃんおばあちゃんまでが、まるで一つの家族のようです。
いつ工事がはじまるかもしれないという緊迫した状況の中でも、
明るく前向きに日々の暮らしを営んでいます。
この作品は、そんなこうばるに暮らす人たちの日常を描くドキュメンタリー映画です。