水防の最前線となる「しぶとい堤防」、住民の避難を確保するための条件とは何か。
2015年9月10日に発生した茨城県常総市の3分の1に相当する40平方キロメートルを浸水させた堤防決壊を教訓に、堤防整備のこれまでとこれからの課題を見極める集会です。
ぜひ、ご参加ください。
11/1追記 集会の録画を以下のページでご覧いただけます。
https://youtu.be/azCwvehRrFo
■ 日時 2016年10月25日(火) 11時30分-13時30分
■ 会場 参議院議員会館 B―102会議室
http://www.sangiin.go.jp/japanese/annai/shisan.pdf
地下鉄有楽町線 「永田町駅」1番出口前
○開会の挨拶 逆井正夫(堤防研究会)
第一部:守れなかった現実・守れる条件
○1年前、何が起きたか―水とともに生きてきた常総
古谷修一(常総市在住。浸水被害を経験を通じ、堤防研究会に参加)
○「住民を守る堤防」の条件
石崎勝義(土木研究所河川研究室、建設省河川局災害対策室長、退職後、茨城県在住。鬼怒川水害に責任を痛感。「安全な堤防は作れる」と採用されずに埋もれていた堤防強化工法の掘り起こしを開始し、集会を提起)
第二部:話題提供と討論
○堤防の取組―フロンティア堤防・アーマーレビの全国例について 国交省治水課
○考察―なぜフロンティア堤防等は広まらなかったのか 嶋津暉之(水源開発問題全国連絡会)
○支川鬼怒川の宿命―なぜ改修がかくも遅れたか(→鬼怒川改修の経緯) 松浦茂樹(前東洋大学国際地域学部教授)
○得られた教訓は何か/漏れた視点はないか/どう進めたら実現するか
【議員・フロアからの質問】随時
【参加予定議員】初鹿明博衆議院議員、梅村さえこ衆議院議員、塩川鉄也衆議院議員、福島瑞穂参議院議員、山本太郎参議院議員他
○閉会の挨拶に代えて総括:神原禮二(利根川流域市民委員会)
主催:堤防研究会 連絡先090-9685-8394(古谷)