2005年12月6日 毎日新聞群馬版より転載
「八ッ場ダム建設:反対で、整備方針策定の要請--北側国交相らにあて /群馬」
国が長野原町で計画を進める八ッ場ダムへの建設費支出差し止めなどを求めて訴訟中の住民らでつくる「八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会」(嶋津暉之代表)などは5日、北側一雄国土交通相らにあて「『利根川水系河川整備基本方針の策定』についての要請」を提出した。
要請文は、同省河川整備基本方針検討小委員会で審議中の同基本方針について▽国交省が提案する基本高水流量は極めて過大であり最新の解析手法で算出し直すべきだ▽分科会や小委員会の過半数を公募で人選すべきだ--などとしている。
11月27日に開いた訴訟1周年集会でのアピール文を基にまとめ、提出名義を「集会参加者一同」とした。【藤田祐子】