2007年11月8日 毎日新聞群馬版より転載
長野原町で工事が進む八ッ場ダム問題に関心をもつ野党系の
議員8人が7日、ダム建設予定地を視察した。複数会派の県議が
自主的に八ッ場を視察するのは初めてという。
参加したのはスクラム群馬の4人と爽風の2人、フォーラム群馬と
民主党改革クラブの各1人。これまで八ッ場についての勉強会を
開いてきた関口茂樹氏と角倉邦良氏らが中心となり、
党派にかかわらず参加を呼び掛けて実現した。
8人は川原畑や長野原の水没地区の代替地や川原湯温泉街などを
見て回った。
関口氏は「ダムが本当に必要かどうかの検証と住民の生活再建に
向けた法整備が必要」と延べ、近く八ッ場問題の研究や要請を行う
超党派議員の会を結成する方針を明らかにした。【伊澤拓也】