2008年3月18日
読売新聞群馬版より転載
「八ッ場ダムの会 直接支援要望書」
県議会の自民党などを除く5会派の14県議でつくる「八ッ場ダムを考える群馬県議会議員の会」は17日、ダム事業による水没予定地域の住民に対する直接支援を求める要望書を県に提出した。
要望は、
①水没予定地域住民の家屋や旅館などの補修費用に対する直接支援
②ADSLや地上デジタルテレビ放送に対応した整備
③川原湯温泉駅周辺整備
④同温泉の王湯整備ーの4項目。
要望書を受け取った茂原璋男副知事は、「地元の人たちの立場に立ち、現地での生活が困らないようにやっていきたい」と述べた。
朝日新聞群馬版より転載
「生活再建支援 要望書を提出 八ッ場ダムで県議の会」
県議会の5会派4議員でつくる「八ッ場ダムを考える群馬県議の会」は17日、水没予定地域の住民の生活再建について支援を求める要望書を茂原璋男副知事に
手渡した。茂原副知事は「(要望書を)重く受け止め、一生懸命やっていきたい」と前向きに取り組む姿勢を示した。
同会が求める支援は、住宅や旅館の補修費用に対する補助のほか、川原湯温泉駅の周辺整備など。県は要望書の提出を受け、26日に開く「八ッ場ダム地域生活再建推進連絡会」の運営会議で、補修費用への支援について検討するワーキンググループを発足させる方針だ。
県特定ダム対策課は、こうした動きとは別に、ダムの事業主である国土交通省に対し、補償するよう求めていく。
毎日新聞群馬版より転載
「水没住民の支援を 超党派14県議、副知事に要望書」
超党派の14人でつくる「八ッ場ダムを考える県議会議員の会」が17日、水没予定地域の住民に対する支援を求める要望書を「八ッ場ダム地域生活再建推進連絡会」委員長を務める茂原璋男副知事に提出した。
要望書は(1)水没予定地域の老朽化が進む家屋や旅館の補修費補助(2)川原湯温泉駅の公衆便所の整備--など4項目にわたり、工期延長に伴う課題の解決に向けた支援を求めている。同会の角倉邦良氏(スクラム群馬)は「老朽化がひどいが、移転予定の家屋や旅館は設備投資ができない。代替地整備の遅れで移転もできず、悪循環に陥っている」と訴えた。
茂原副知事は「重く受け止める。地元住民が犠牲にならないよう一生懸命やりたい」と応じた。【伊澤拓也】