2008年12月20日 上毛新聞社会面より転載
自民党県議らでつくる「八ッ場ダム地域住民の生活の安定とダム建設事業の推進を求める議員連盟」(田島雄一会長、三十三人)は十九日、県議会庁舎で、国土交通省の担当者から同ダムの治・利水効果や工事の進ちょく状況などを聴く説明会を開いた。
自民党県連の南波和憲幹事長はあいさつで「八ッ場ダムを政局にしようとするグループが出てきた」と述べ、建設中止を掲げる民主党や見直し派の県議らの動きをけん制し、年明けにも一都六県議会合同の建設推進議連を立ち上げる考えを明らかにした。
説明会には、国交省から関東地方整備局の金尾健司河川部長らが出席。地元長野原町の高山欣也町長ら吾妻郡内の首長や、水没地域の住民代表も参加した。