2009年3月17日 上毛新聞社会面より転載
http://www.raijin.com/news/a/17/news06.htm
八ツ場ダム本体の準備工事である仮排水トンネル工事の貫通式が十六日、長野原町川原畑の同トンネル内で行われ、国土交通省や工事関係者ら約四十人が貫通を祝った。
ダム建設場所から一時的に吾妻川の水を迂回(うかい)させる工事で、昨年六月に着工。トンネルは長さ約三百九十メートル、高さ約八メートル。
同ダム工事事務所によると、今後トンネルの内側をコンクリートで覆い、七月ごろに完成する予定。同省はこれまでに、二〇一二年度からダム本体のコンクリート打設工事に着手する方針を打ち出している。
貫通式では参加者が見守る中、重機が岩盤を掘削。直径約五十㌢ほどの穴が開き、光が差し込むと拍手がわき起こった。