◆日 時:2010年5月30日(日)午後1時30分~
◆会 場:宇都宮市文化会館 3F 第1会議室
宇都宮市明保野町7-66 (028-636-2121)
◆内 容:・開会挨拶
・裁判の報告(ムダなダム訴訟弁護団)
・基調講演(嶋津暉之さん八ッ場ダムをストップさせる市民連絡会代表)
・各主催団体の報告
・各政党関係者からの発言
・フロアからの質疑
・まとめと閉会挨拶
◆共 催:市民オンブズパーソン栃木・ムダなダムをストップさせる栃木の会・ 思川開発事業を考える流域の会・ダム反対鹿沼市民協議会・那珂川漁業協同組合連合会(予定)(順不同)
◆協 賛 霞ヶ浦導水事業を考える県民会議・茨城県の水問題を考える市民連絡会・八ッ場ダムをストップさせる茨城の会
なお参加費は無料ですが、カンパは歓迎します
お問い合わせ:茨城県の水問題を考える市民連絡会 事務局:神原禮二
携帯:090-4527-7768
~主催者より~
市民オンブズパーソン栃木・ムダなダムをストップさせる栃木の会・思川開発事業を考える流域の会等が、南摩ダム・湯西川ダム・八ッ場ダムの中止と負担金の差し止めを求め、宇都宮地方裁判所に2つの住民訴訟を提起してから丸5年が過ぎました。弁護団は総力を結集し、法廷でパワーポイントを駆使して各ダムの「ムダであるゆえん」を立証し、学識者の意見書を提出し、証人尋問をおこないました。また住民も自身が調査した結果をもとに国や自治体のデータの矛盾をつき、ムダを検証しました。宇都宮市長を相手とした湯西川ダムの訴訟では東京高裁で夏前に結審の見通しであり、栃木県知事相手の南摩ダム・湯西川ダム・八ッ場ダム訴訟では秋には宇都宮地裁で結審の見通しです。また那珂川下流の茨城県の「霞ヶ浦導水」では流域の漁協が反対し、訴訟となっています。上流の栃木県にとっても流域の自然環境への影響が大きく、重大な問題として受け止めざるを得ません。
一方、昨年の政権交代でムダな公共事業の見直し機運が高まりましたが、公約実現にはまだまだ道遠く、今後も予断を許さない状況です。
そこで、ムダな公共事業を止めさせるため、県民・行政に対し何故「ムダ」なのか、その「真の理由」をいま一度アピールしたいと、関係団体が共同で集会を開きます。
2010年5月18日 下野新聞より転載
ー「ムダなダム止めよう」パーソン栃木など5団体 30日にシンポー
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20100518/323850
「ムダなダムはなぜ止まらないのか」「これ以上、税金の無駄遣いは許せない」-。市民オンブズパーソン栃木やムダなダムをストップさせる栃木の会など5団体は5月30日午後1時半から、宇都宮市文化会館で「ムダなダム・霞ケ浦導水を止めさせよう」と題したシンポジウムを開く。
パーソン栃木などは、鹿沼市の南摩ダム(思川開発事業)や日光市の湯西川ダム、群馬県の八ツ場ダムの建設中止と負担金の差し止めを求め、県、宇都宮市を相手に二つの住民訴訟を提起。茨城県で建設中の霞ケ浦導水事業は栃木、茨城両県の漁協が反対するなど、各団体は「那珂川上流の栃木県にとっても流域の自然環境への影響が大きく、重大な問題だ」と訴えている。
昨年、ムダな公共事業の見直しを政権公約に掲げた民主党が政権の座に着いた。しかし各団体は「公約実現にはまだまだ遠く、今後も予断を許さない。なぜムダなのか、その真の理由を県民にアピールしたい」として、シンポジウムを共同開催することにした。
当日は八ツ場ダムをストップさせる市民連絡会の嶋津暉之代表が基調講演を行う。さらに弁護団による裁判報告、各市民団体の活動・研究報告などを予定している。無料。問い合わせはムダなダムをストップさせる栃木の会事務局、電話0285・23・8505へ。