2011年6月26日
首都圏から八ッ場ダム予定地への足であるJR吾妻線の草津特急は、東日本大震災後、運休や間引き運転が続いていましたが、ようやく6月から通常運転に戻りました。
群馬県では県内の観光地の誘客キャンペーンを行っており、ダム計画によって犠牲を強いられてきた川原湯温泉に対して、今年も助成事業を継続します。川原湯温泉の各旅館への宿泊料の割引として行われるもので、一人当たり3000円の割引です。
八ッ場ダム事業の一環として実施されるため、ダム事業の説明会参加、という条件がアピールされがちですが、群馬県のホームページにあるように、平日はこの条件は適用されません。また、リピーター割引も行われていますので、ホームページに掲載されている各旅館に問い合わせると、詳しく説明してもらえます。
ダムの関連事業により、地域の破壊は凄まじいものがありますが、それでも今も周辺には貴重な自然が残されています。川原湯温泉ファンの若い世代には年に何度も訪れる方々もおり、ダム事業の実態を知る上でも宿泊助成はありがたい、という声がよく聞かれます。
群馬県のホームページより
http://www.pref.gunma.jp/06/h5200001.html
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