八ッ場あしたの会では11月23日(祝・勤労感謝の日)にアーサー・ビナードさん(詩人・ラジオパーソナリティ)をお招きして集会を開きます。
【転送・転載歓迎】
「時の詩人・アーサー・ビナードがバッサリ切る”ダムのひとつ覚え”」
~八ッ場も原発も根っこは同じ~
◆日時:2011年11月23日(休・水)午後1時半より~4時
開場:午後1時
◆会場:学士会館 210号室
http://www.gakushikaikan.co.jp/info/access.html
東京都千代田区神田錦町3-28 TEL.03-3292-5936
地下鉄都営三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線「神保町」駅下車A9出口1分、
東京メトロ東西線「竹橋」駅下車3a出口から徒歩5分
◆登壇者:アーサー・ビナード氏(詩人)
嶋津暉之(水問題研究家)
森明香(一橋大学院生)
川原理子(八ッ場あしたの会会員)
◆参加費:500円
◆主催 八ッ場あしたの会
◆協力 パタゴニア日本支社、アウトドア自然保護基金
イベントチラシはこちらからダウンロードできます。
https://yamba-net.org/wp/doc/20111123flyer.pdf
2009年の政権交代で一躍注目を浴びた八ッ場ダム。その本体着工の是非をめぐり、いよいよ政治判断の時が迫っています。
去る9月、八ッ場ダム事業を進めてきた国土交通省関東地方整備局が、「検証の結果、八ッ場ダムは利水・治水の上でベストという結果が出た」と発表しました。テレビや新聞で一斉にニュースが報道された直後、ラジオ番組でこの検証結果を痛烈に批判したのが、“時の詩人”アーサー・ビナードさんでした。
八ッ場ダム計画は構想から間もなく60年を迎えます。ダムの恩恵を受けるとされる利根川流域の住民も、巨額の事業費を負担している国民も、八ッ場ダム事業の実態をほとんど知らされていません。
こうした構図は、悲惨な事故が起こるまで、ほとんどの国民が実態を知らなかった原発問題と驚くほどよく似ています。今回はアーサー・ビナードさんの講演と専門家の解説、若い世代も交えてのトークを通じて八ッ場ダムをめぐる状況、ダム問題の真実を探ります。
◆アーサー・ビナード氏(Arthur Binard)プロフィール
ブログ「日本語ハラゴナシ」より
http://www.web-nihongo.com/column/haragonashi/index.html
1967年、米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。詩集『釣り上げては』(思潮社)で中原中也賞、絵本『ここが家だ――ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞を受賞。
エッセイ集に『亜米利加ニモ負ケズ』(日本経済新聞出版社)、『日々の非常口』(新潮文庫)、絵本に『くうきのかお』(福音館書店)、『ことばメガネ』(大月書店)、翻訳絵本に『ダンデライオン』『どんなきぶん?』(ともに福音館書店)、『カエルもヒキガエルもうたえる』(長崎出版)、『ホットケーキできあがり!』(偕成社)、詩集に『ゴミの日』(理論社)、翻訳詩集には『日本の名詩、英語でおどる』(みすず書房)など。
文化放送「吉田照美ソコダイジナトコ」と青森放送「サタデー夢ラジオ」でパーソナリティーもつとめる。
◆お問い合わせは下記メールフォームでお願いします。
https://yamba-net.org/wp/modules/inquiry/index.php?op=0
☆アーサー・ビナードさんがさる9月15日にラジオ番組で国交省による八ッ場ダムの検証結果について述べた情報については、こちらに掲載しています。
https://yamba-net.org/wp/modules/news/index.php?page=article&storyid=1348