2012年2月10日
わが国で初めての本格的なダム撤去として注目されている荒瀬ダム(熊本県営、1955年竣工)撤去についての報告です。
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http://www.youtube.com/watch?v=0FmScQeOCrM&list=UU-xnCRxBtuzGOq945ccdIBg&index=1&feature=plcp
「荒瀬ダム撤去による河川、干潟の再生」つる詳子さん
シンポジウム「清流にダムはいらない」
◆日時:2012年1月22日(日) 午後1時半~5時
◆会場:主婦会館プラザエフ3階 主婦連会議室
*関連記事
2012年2月14日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kumamoto/news/20120213-OYT8T00993.htm
-荒瀬ダム撤去、再公告に企業体応募…今月下旬に入札実施ー
県は13日、参加業者がなく条件緩和して再公告した県営荒瀬ダム(八代市坂本町)撤去工事の条件付き一般競争入札について、1件以上の参加があり、今月下旬に入札を実施することを明らかにした。これで当初予定通り4月に着手できる見通しとなった。
入札は共同企業体(JV)方式。22~28日にかけて電子入札を行い、3月末には契約を終える予定。落札したJVは、6年をかけてダムを撤去する。県は「入札価格などに影響する」として、いくつのJVから申請があったかは明らかにしていない。
この入札は当初、1月26日を期限として公告したが、参加申請がなく、いったん中止となった。県は、東日本大震災によって技術者確保が困難になっている点などを考慮して条件を緩和し、1日、改めて入札を公告していた。
条件緩和では「九州内に営業所を持つ1社と県内の2社の計3社によるJV」を「九州内の1社と県内1社の計2社によるJV」に変更。技術者は工事期間の6年間専任とすることを求めていたが、交代可能とするなどした。さらに、予定価格も約300万円を上乗せして14億3745万円(税込み)とした。
県企業局は「粛々と手続きを進めていきたい」と話している。
(北川洋平)