八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

「利根川の堤防の現場を歩く見学会」(7/22)の配布資料

2012年7月27日

  八ッ場ダムの主目的の一つは「利根川の洪水調節」です。国土交通省は利根川の治水にとって八ッ場ダムは不可欠だと主張し、野田政権はこれを客観的に検証することなく、八ッ場ダムの継続を決めてしまいました。
 実際に、利根川の治水政策はどうなっているのか、
 上流のダム事業と並行して進められてきた堤防整備はどのような状況になっているのか、
 私たち利根川流域住民は、国土交通省からきちんと説明を受けたことがありません。

 7月22日に利根川流域市民委員会が実施した「利根川の堤防の現場を歩く見学会」には70名の方々が参加し、利根川の堤防の実態を見て歩きました。

 八ッ場ダムの行方に大きな影響を与える利根川の河川整備計画は、これから策定されます。河川整備計画は今後20~30年の治水政策の具体的な中身を決めるものです。流域住民にとって本当に役立つ民主的な河川整備計画の策定を目指すためには、まず利根川の治水政策の現状を知ることが大切です。
 
 利根川の堤防について詳しく解説した見学会の配布資料を公開します。
 以下の画像をクリックすると、ダウンロードできます。ご活用下さい。