八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

八ッ場の安全対策、国交省が公開質問に対して書面回答 

 八ッ場ダム湖予定地は水没住民の移転代替地など、多くの宅地に囲まれており、ダム湛水による地すべり等を防ぐことが大きな課題となっています。この問題に関する当会の公開質問に対して、国交省が書面で回答したことを地元紙が伝えています。

 公開質問と回答の内容については、こちらのページをご参照ください。
 https://yamba-net.org/wp/46680/

 上毛新聞の紙面から転載します。

◆2019年4月24日 上毛新聞
ー八ッ場の安全対策 国交省が書面回答 市民グループにー

 建設中の八ッ場ダム(長野原町)を巡り、市民グループ「八ッ場あしたの会」が地滑りなどの対策に問題があると指摘した公開質問書について、国土交通省の八ッ場ダム工事事務所は23日までに書面で回答した。安全対策が大幅に後退したとする同会の質問に対し、同事務所は「具体的な箇所や工法の変更はあり得るが、基本的な方針には変わりない」と回答。「必要に応じて対策工事を実施するとともに、試験湛水により安全性を確認する」とした。

 同会によると、超党派の国会議員でつくる「公共事業チェック議員の会」が5月、ダムの安全対策について国交省にヒアリングする方針。