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渡良瀬遊水地を守る活動30周年記念講演会ー12/6、栃木市

 「渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会」が発足して30余年になるということで、記念講演会のお知らせをいただきました。

 同会は、渡良瀬遊水地を掘削してつくる第二調節池の計画阻止や、遊水地の自然再生などの活動に取り組んできました。
 このたび、設立30周年を記念して、保全生態学の第一人者である鷲谷いづみ先生と、岩手県で湿地の再生を実践されてきている千坂げんぽう氏をゲストに迎える講演会が開かれます。

渡良瀬遊水地チラシのサムネイル★渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会のHP
 http://www.watarase-kyougikai.org/

右=講演会の案内チラシ。クリックすると開きます。 

 国土交通省利根川上流河川事務所の方からのお話、パネルディスカッションには、大川 秀子・栃木市長、浅野正富・小山市長も
登壇される予定です。
 コロナ禍であるため、約70名という人数制限がありますが、ご案内いたします。

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 渡良瀬遊水地を守る活動30周年記念 「渡良瀬遊水地 湿地再生基本計画」スタートから10年

 講演会「ラムサール湿地 渡良瀬遊水地をこれからどうする―生物多様性 と 持続可能性 の ための 自然再生―」

 ラムサール登録湿地となって渡良瀬遊水地は丸8年経ちました。昨年の台風19号の襲来では、遊水地の治水機能が発揮されて、下流域の被害拡大を防いだことに安堵しました。今年はラムサール登録湿地への道を開いた「渡良瀬遊水地湿地再生・基本計画」策定から10年の節目でもあります。改めて湿地としての遊水地をどう見ていくか、長年湿地再生にご尽力されてきた鷲谷いづみ先生のご講演と、先生の指導をもとに自然再生実践に取り組んでいる久保川イーハトーブ自然再生研究所(岩手県一関市)の報告、意見交換会を企画しました。是非お出かけください。

〇と き 12月6日(日)13:30~16:30(開場13:00)

〇ところ 栃木市藤岡遊水池会館(最寄り駅 東武鉄道日光線 藤岡駅)
               (栃木市藤岡町藤岡1788 電話0282-62-0919)

〇講演会  
Ⅰ 渡良瀬遊水地の現状(利根川上流河川事務所)

Ⅱ 基調講演 「ラムサール湿地 渡良瀬遊水地をこれからどうする ―生物多様性と持続可能性のための自然再生―」
         講師:鷲谷いづみ氏(東京大学名誉教授、渡良瀬遊水地自然保全・再生検討委員会委員)

Ⅲ 実践報告 「放棄里山林・農地の自然再生―生きもの浄土の里」
         報告者:千坂げんぽう氏(久保川イーハトーブ自然再生研究所長)

〈意見交換〉 
 鷲谷いづみ氏、千坂げんぽう氏、栃木市長、小山市長、
 本会及び会場から

主 催:渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会
後 援:栃木市、小山市