さる3月6日、江戸川区スーパー堤防裁判報告集会が開かれました。
江戸川区の北小岩スーパー堤防の事業用地の住民らは、スーパー堤防事業の差し止めを求めて2011年11月から第一次、第二次、第三次の訴訟を闘ってきました。2020年10月29日に最高裁から第三次訴訟の上告棄却の決定が出て、9年間にわたったスーパー堤防差し止め裁判は終了しましたが、一連の裁判によってスーパー堤防事業とは何と愚かな治水対策であるかが明らかになりました。
報告集会は下記のプログラムで開かれました。
〇江戸川区スーパー堤防裁判報告集会(タワーホール船堀)
ビデオ上映 スーパー堤防の現実
裁判報告 小島延夫弁護士(江戸川区スーパー堤防事業取消訴訟弁護団団長)
講演 スーパー堤防事業の虚構と進めるべき治水行政(嶋津暉之・水源開発問題全国連絡会共同代表)
原告から
メッセージ
〇報告集会の配布資料
・ 「江戸川区スーパー堤防訴訟 終了報告」(高木一昌弁護士)
・「スーパー堤防事業の虚構と進めるべき治水行政」(嶋津暉之)
(当日のスライドの主要部分はこちらをご覧ください。⇒スライド「スーパー堤防事業の虚構」)
・江戸川区スーパー堤防裁判報告「堤防の上には住みたくない」
(江戸川区スーパー堤防取消訴訟を支援する会)
・「スーパー堤防の足跡」(スーパー堤防・まちづくりを考える会 戸口素男)
・篠崎公園地区のスーパー堤防問題「越水の可能性のないところにスーパー堤防」
上記の「江戸川区スーパー堤防裁判報告」は大変詳しい資料です。この資料の連絡先は「江戸川区スーパー堤防取消訴訟を支援する会(飯田康男 Tel/Fax 03-3655-5734)」です。
以上の資料を是非、お読みいただきたいと思います。