消費税増税が政策課題として掲げられる中、スーパー堤防計画が復活しようとしています。
「防災」や「国土強靭化」を名目としたスーパー堤防建設は、八ッ場ダム同様、流域住民の生命を守るという本来の防災の目的からかけ離れた計画です。現場を見た人は問題だらけの公共事業がこれほど強引に推進されていることに驚くでしょう。
タイムリーな集会が地元、江戸川区で開催されますので、主催者のお知らせを転載させてもらいます。
集会の後には、希望者対象の現地見学会も予定されています。
◆日時: 9月8日(日)午後2時~4時15分
◆場所: 小岩アーバンプラザ 集会室1・2
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsuguide/bunya/bunkachiiki/c_koiwa_urban/guide/index.html
JR総武線「小岩駅」 徒歩15分、京成電鉄「江戸川駅」 徒歩10分
★小岩駅からのバスもあります。 京成バス小72篠崎線「一里塚」徒歩5分 または「東小岩六丁目」徒歩5分
◆基調講演:大熊 孝さん(河川工学者・新潟大学名誉教授)
「ダムやスーパー堤防に頼らない治水はあるか?~越流してもすぐに壊れない堤防」
◆現況報告:江戸川区スーパー堤防取消訴訟弁護団
「スーパー堤防取消訴訟・執行停止申立に関する報告」
◆参加費:無料
◆主催: スーパー堤防問題を考える協議会・江戸川区スーパー堤防取消訴訟を支援する会
共催: 江戸川防災勉強会
「スーパー無駄遣い」だと廃止されたはずの「スーパー堤防」事業がなぜ復活?
そこには江戸川区長の暗躍と、国交省関東地方整備局事業評価監視委員会の「再評価」がありました。
ウソだらけの区長の「要請書」を歓迎し、非科学的で事業の推進の口実をならべるだけの「再評価」。
これほどひどい内容の「公共事業」を許すようでは悪質な「公共事業」の連鎖反応に歯止めをかけられず、国民の生活は食いつぶされてしまいます。「早期発見」のためにもぜひ集会にご参加ください。
なお、集会後に希望者対象で現地と市川南「スーパー堤防」、市川駅隣接のタワービル45Fの眺望などの見学を予定しています。18時にJR市川駅解散予定です。