八ッ場あしたの会は八ッ場ダムが抱える問題を伝えるNGOです

熊本県五木村でバンジージャンプ、2年ぶり再開

 熊本県五木村では、川辺川ダムの水没予定地を見下ろすバンジージャンプがコロナ禍の影響で休止されていましたが、2年ぶりに再開とのことです。
 五木村のバンジージャンプは、八ッ場ダムのバンジージャンプと同じ会社が運営しています。八ッ場ダムのバンジージャンプは、ダム湖に水が入るまでは日本一の高さとアピールされて人気があったのですが、貯水されてからは閑散としています。
 川辺川ダムは八ッ場ダムとは異なり、普段は水を貯めない「洪水調節専用」の流水型ダムになる予定ですが、水没予定地には洪水のたびに流木や土砂が堆積し、荒廃した風景が広がることが懸念されています。

◆2022年8月20日 熊本日日新聞
https://kumanichi.com/articles/765204
ー高さ66メートルから絶叫ダイブ! 熊本県五木村でバンジージャンプ、2年ぶり再開ー

 熊本県五木村の旧川辺川ダム計画の水没予定地に架かる小八重橋を使ったバンジージャンプが20日、約2年ぶりに営業を再開し、県内外の観光客が高さ66メートルの空中ダイブに挑んだ。

 同村と運営会社バンジージャパン(群馬県)によると、高さは岐阜県八百津町(215メートル)、茨城県常陸太田市(100メートル)の両施設に次いで全国3番目。新型コロナウイルス禍などの影響で2020年10月から休止していた。

 この日は41人が予約。挑戦者は腰にハーネス(安全ベルト)を装着し、足首をロープで固定。スタッフのカウントダウンを合図に、絶叫しながら清流に向かって飛び込んだ。

 初めて体験した熊本市東区のトラック運転手の男性(32)は「行くしかない、と迷わず飛んだ。予想以上に水面が近づいてきて怖かった」と興奮気味に話した。

 木、金曜定休。利用は15歳以上で1万5千円。2回目以降は割引がある。バンジージャパン☎0278(72)8133。(中村勝洋)